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  • 2013.12.02 Monday
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耐震設計偽造問題〜木村建設倒産

姉歯建築設計事務所の耐震構造計算書偽造問題で、工事の多くに関与していた木村建設が,21日不渡りを出し民事再生法を検討している,と報道がありました。

何てタイミング。

さてはて,この倒産はどういう意味を持つのでしょうかね。

本日の朝のニュース(フジテレビ)で気になる報道が。

融資をしていた銀行が,今後木村建設の先行きが不安と考え,真っ先に当座口座を停止し,当座口座に預金されていた金員を貸付金と相殺した

というものでした。

Σ( ̄□ ̄;)

これ,本当?

もし本当であれば,またやったか銀行,という気持ちです。

このまま木村建設にも責任があるとした場合,木村建設は莫大な損害金を支払わなければならないでしょう。そうしたばあい,銀行の貸付金の返済もままならない恐れはあり,それは銀行の経営にも影響を与えることは必至です。
であれば,先に回収できるものは回収しようという考えは理解できますし,そういった契約になっているのは間違いないでしょう。

でも。
でも。
でも。

実は,過去,自分の業務で同じような事柄に出会ったことがあります。

うちの依頼人は,まったく経営には問題はありませんでした。しかし,仕入先であり大手であり親会社(商法上の子会社とかの関係ではない)である会社が不渡りを出したのです。それで,依頼者の会社も後々やばくなるだろうと判断したのか,当時の信用金庫が依頼人の口座をばっさりとめやがったのであります。
当然,その依頼人の会社は口座を動かすことが出来ず,資金も出せず,売掛金の支払も出来ず,倒産に至りました。
まさしく,銀行が経営に問題の無かった会社を潰した事例を自分は目の当たりにしています。

今回も仮に報道が正しければ,そういうことになります。

銀行が経営破たんしても,公的資金が導入され助けてもらえます。
どっかがスポンサーになったり併合されたりして助かります。
でも,一般企業は助かりません。

今回,民事再生が申し立てられた場合,申立日の前日までの売掛金(業者からみれば買掛金)は一切支払がストップします。
最終的には8割近い金額がカットされて支払われるでしょうが(再生計画案による),その間業者はまったく支払がなくなります。

連鎖倒産の危険性は極めて高いでしょう。
倒産防止の保険が適用されればいいのですが。

たくさんの失業者が出る可能性があります。
下請業者のみならず,木村建設の従業員だって失業する可能性もあるでしょう。
本件に関係の無い(姉歯設計士がからんでいない)工事物件だって,ストップする可能性もあります。施主だって不安で木村建設に頼めないかもしれません。契約解除だって十分ありうる。


さらにいえば,本件事件の被害者の賠償にも影響がでます。

仮に裁判になったり責任の擦り付け合いの結果,木村建設に損害を支払う義務が発生するとします。
しかし,民事再生をしているわけですから,そんな資金は当然捻出することはできないでしょう。

身体に影響を与えた不法行為の損害,これは法により影響は無いと思いますが,今回,まだ倒壊しているわけでもないし,誰かが怪我をしたり死亡したりしているわけではありません。
悪意の不法行為と考えられなければ,もしかしたらこの本件違法建築の不法行為に基づく損害賠償も再生債権に組み込まれる可能性だってあります。

そうしたら大変な問題です。(民事再生法の資料を見ながら書いているわけではないので間違っているかもしれませんが)
この件で助かったのは,単にこの当座口座を凍結した銀行のみとなります。


自分もニュースをテレビで聞いて,それで書いているわけですから真実がどうかはわかりません。民事再生に影響が無い,ということであり損害賠償は支払われるというのであれば問題はありませんが,そうでなかったときの問題は果てしないと思う。

銀行(信用金庫かもしれんが)の倫理ってなんなんだ?

銀行には社会的使命とか誇りとかそういうのは一切無いのか?

お前らはただのサラ金業者か?

私たちの回収技術はヤミ金レベルだとでも誇らしく言いたいのか?


そりゃ自分たちも大事でしょうよ。沢山の従業員を抱え,仮に銀行が倒産したら国家に影響を与えるのですから慎重に対応せざるを得ないのはわかります。しかし,今回,別にまだ木村建設は倒産しなければならない状態であったのか?
不渡りが出ることが確実であったのならわかりますが,仮に銀行が本当に当座口座を凍結したから倒産したのであれば(すなわち凍結がなければ不渡事故は起きなかったのであれば),その判断をくだした銀行に小一時間(ry


どうなんだろう。
真実はどうでしょう。
でも,なんか釈然としません。

この事件,本当に根が深そうです。賠償もきちんとされるのでしょうか。

正直,現在発表されて既に退去が言われている被害者の方はまだいいのかもしれません(こういう言い方は失礼かもしれませんが)。今後,隠れていた欠陥ビルが新たに発覚し,同じように賠償問題となったとしても,すでに関係各社は賠償を支払い終わり,資金力も何もなくなっていた場合は,その人たちの賠償が確実に出来るかわからないからです。

様々なマンションやビルで,本当に自分たちの住んでいるところは安全なのか,調べることが増えてくると思います。
それで欠陥がどんどん明らかになってしまったとしたら・・・・・・。

恐ろしい話です。



F1News? フィジケラがスピード違反で免停処分♪

ルノーのドライバーで今年のアロンソ優勝及びルノーのコンストラクター勝利に大いに貢献したドライバー,ジャンカルーロ・フィジケラことフィジコ。

そもそもF1ドライバーというだけでも素晴しい存在であるのですが,その中でもトップドライバーとして実力を発揮する存在,それがフィジコなのですよ。


そんなフィジコが警察に捕まりました。



速度違反です。

まぁF1ドライバーっぽいっちゃぽいですね。
速度が大事です。誰よりも速く走らなければいけない仕事。
やむを得ません。
法律違反ですけどね。

どっかの誰かさんみたいに防犯グッズを使ってタイーホされるよりマシであります(誰かを知っている人はF1マニア)。


ただ,その速度違反の理由ですが。

「妻と一緒に友人宅に向かっていたところ、ベビーシッターから電話があって、子供が高熱を出して母親に会いたがっていると言ったんだ。だから急いで家に戻っていたところだった」

という,子供が熱を出してしまい大変な状況であったという,


東京の赤坂とか六本木とかで速度違反で捕まったおっちゃんたちが「妻が病気で」「子供が生まれそうで」とかいうのと同レベルな言い訳をかましています。

F1ドライバーなのに・・・・・・ (´・ω・`)


ニュース記事ではこうフィジケラは語っています。

「いかなる状況でも、制限速度は守らなければならないことは分かっているよ。自分のミスはもちろん償うよ」と謝罪している。


当たり前です。

耐震設計偽造問題〜この件どうなる?

姉歯建築士が行った耐震強度設計偽造問題。
連日ニュースで流れているので知らない人はほとんどいないでしょうこの問題。
さてはて、本当に恐ろしい事件ですね。問題、という生易しい言葉では言い尽くせません。
報道で出ているマンション以外でどのくらいこの姉歯設計士がからんでいるのか、他にも同様の設計を行っている設計士がいないのか、検査機関が全く機能していないことがあからさまに報道されていますから、普通のマンションでもどのような状況になっているのか。
マジで業界全体を揺るがすくらいの信用問題に発展しています。


んで、今回、どうやって解決するつもりなんでしょうね。


まず、刑事の問題はさておき(これは警察及び検察庁の仕事ですからね)、民事問題に焦点を当ててみたいと思います。

当然賠償責任が発生しますよね。瑕疵担保責任です。契約がどうなっているかわからないけれども(瑕疵担保責任は任意規定)、普通免責条項を入れるとは思えない。新築であれば別の法律があるからそれでカバーされる。
やはり賠償責任は完全にあるでしょう。

で、誰が支払うの?

設計士が賠償責任をすべて負うでしょう。
しかし、姉歯設計士がすべてのマンションのすべての住民の補償を行う資力があるとは到底思えません。つーか無理。
するってぇと施主・建築主・施行業者などが主体となる。
ついでにずさんな検査をした検査機関も対象となる(自分はちゃーんと検査したとか平然と記者会見しやがったからきちんと責任は果たしてもらいましょう)。

さてはて、それでちゃんと関係者に賠償するだけの資力があるのでしょうかね。

まず当面必要なのは住民の移転のための引越費用。
数が多いからこれだけでも多額です。

それで、もう住むことが出来ないのは明らかな場合、マンションの売買代金の返却。これは当然。
信義則的に、新居を探すこともしなければならない。手数料とかそういうことも業者側の負担となるでしょうね。賃貸マンションの場合も同様。
さらに、購入した人はマンションの不動産ローンを銀行とかで契約しているでしょう。
この利息も支払う義務があると考えられますよね。当然ちゃ当然だけど。

ここまででも非常にしゃれにならない金額になると思います。1件2件の話ではありませんから。一つのマンションの室数から考えるとどのくらいになるのか想像できません。

問題マンションを取り壊し、新たに建築するといったって、どのくらいの費用がかかるのか・・・・・・・。数十億単位でしょ。

その他精神的慰謝料とか色々と必要になるでしょう。
不動産購入の契約までしてしまっていて、本件問題建築マンションであれば、当然不動産会社も契約を破棄するでしょうから、もし手附金があれば・・・・・・・・・・・・・・倍返し
例えば今回の問題マンションを先月購入し、500万円の手附金を入れていて、来月引渡だったとすれば、その購入者は1000万円手に入れることができる、ということになりますか。
その負担は誰がするのか?

現在みなさんが一様に責任の擦り付け合いで頑張っておられます。

そりゃそうでしょう。一瞬にして会社の存亡の危機です。

へたに建築設計に関して施行会社・施主などが姉歯設計士に指示を出していたなどとなれば、自らも刑事問題に発展するし、かつ違法建築・欠陥住居と知りつつ販売したとなれば詐欺にも値しますし。

国土交通省にも問題がある、と皆さん指摘します。
要するに民間に委託したことが問題だということなんでしょうけど、それはちょっと難しいんではないかなぁと思うのですが。
最も金を持っているのは国ですから、そこに行かざるを得ないのはわかるのですが、法的に責任があるとはあまり考えられないです、自分としては。

つーかいくら金があるっていったって、国の場合それ税金だよ。

結局のところ、この建設業界の一番の問題は下請と元請の関係です。

ほとんど丸投げだもんなぁ。

丸投げは法で禁止されています。
でも、業界的に丸投げは当たり前の通例の常識であります。
だから、本来契約をしている建設業者はほとんどタッチせず、建築工事は名の知れぬ地元業者が行っているのがほとんど。
だからチェック漏れが出るのは当たり前。
検査機関がなーんも仕事していないようですから、違法建築など誰もわかりません。
最悪の現状が明らかになりましたね。

マンションを購入した人、住んでいる住民(賃借含む)、近隣の居住者(倒壊したら・・・・)、様々な人が被害者です。

この損害を国もしくは地方自治体が補填するのであれば、国民全体が被害者となります。


得をするって言い方はよくないのかもしれませんが、一括で返済されかつ利息も一括で支払われる銀行が得するということになりますか。

銀行側も一括返済の免除、利息のカットなどを要求されれば、金融機関も被害者となりますね。

本当、最悪の状況です。
建設業界はこの今まで当たり前のようにやっていた安易な工事、コスト削減の強化、丸投げ体質などを根本から見直して、真摯に対応してもらいたいものです。

今後の推移をみていきたいと思います。





ショック・・・・・(´・ω・`)

メガネが壊れた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



換えが無い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



コンタクトで一日生活しないといけない・・・・・・・・・・・・・・・・。



買いに行こう。

F1News 来年のシート

ある程度来年のシートも決まってきましたね。

ええと、来年は・・・・・

ルノーはアロンソとフィジケラのまま。

マクラーレンもライコネンとモントーヤ。

フェラーリは顎シューマッハとマッサとなり、

トヨタはかわらず事故弟シューマッハと琢磨嫌いのトゥルーリ、

ウィリアムズ(コスワース!)はウェバー。セカンドはロズベルグか。

ホンダはバトンとプロフェッショナルバリチェロ。

レッドブルは確かフェラーリエンジンでクルサードとクリエンだっけ?

BMWはザウバーの名前が残ってハイドフェルド。ヴィルヌーブの行方はいかに。

ミッドランドはアルバースとモンテイロで決定か。



それにしても・・・・・スーパーアグリっちはどうして報道されないのでしょうか。
琢磨の行方はいかに。


Sony製 RootkitCDの問題について

ひっどい話ですねぇ。

知らない人のため簡単にまとめると、

ソニーBMGのCDをパソコンに入れる。
    ↓
よくわからんプログラムが勝手にインストールされる。
    ↓
そうすると何か知らんがデータがソニーに送信されるもよう
    ↓
アンインストールは不可能。無理すればPCあぼーん。
    ↓
このプログラムを悪用すればウイルスが隠れることが可能
    ↓
ウイルス発見
    ↓
このソニープログラム、ウイルス認定

というものです(あまりにも簡単に書きすぎ?)。

このプログラムは違法コピーをさせないためのプログラム、ということですが・・・・・・。
ソニー、何をやっているんでしょうね。
たとえそのような意図は無かったにしても、こういうプログラムを作ってしまった以上、悪用されることは明白ですし、責任は回避できないのではないでしょうか。
一部報道ではマイクロソフトがこのプログラム自体をウイルスと既に認定したようですし。するとソニー自らウイルス付きのCDを販売していることになってしまいます。おいおい。

しかもアンインストールが難しいって・・・・・・。
そこまでするか。

音楽CDの違法コピーは世界的な問題で、音楽業界に多大なダメージを与えている事実はわかりますけどね。
ただ、そのためCDに著作権料とか色々と付加して金額を高くしているわけだし、今後ともこんなプログラムに頼らずに自らの利益を保護する方法はいくらでもあるわけですから、この手段を選んだ時点で責任あり、と判断されてしまいます。

まぁまだ日本ではそれほど問題視されていないようですし、報道もされていないのが現状。でも海外では集団訴訟という話のようです。
どうなるのか結果を見たい気がしますが、大手企業が作ったプログラムがウイルス認定されるというのは前代未聞なような気がしますので、はたして今後どうなることやら。


トリック(TRICK)新作スペシャル

トリック(1)
トリック(1)

( ´∀`)


やはり人気があるのかまたきましたよTRICK最新作。

仲間由紀恵を一躍トップレベルに持ち上げた最高傑作。
ドラマっつーか馬鹿漫画というか何と言うか評価の仕方が難しいこの作品。
コメディとしかいいようが無いんだけど、とにかく吉田戦車につながるような不条理ドラマ。よくこんな馬鹿馬鹿しい作品を平然と作れるのか誰でもいいから答えて欲しい作品でした。

それの最新作。

馬鹿さかげんもバージョンアップ

( ´∀`)

今回の敵は占い師の緑川祥子(名取裕子)。
最初の習字のシーンで「犯人は祥子」って書かれている以上犯人ですw
テレビの生放送中に死を言い当てるという離れ業をやってのけた占い師。このインチキを破ろうとする学者がどんどん死んでいく・・・・・・・。
問題はおバカコンビの山田奈緒子と上田次郎がどうやって犯人を懲らしめるか、というところですが・・・・・・・。

うむ。
相変わらずTRICKというタイトルが意味の無いくらいTRICKのないサスペンスですけれども。

相変わらず・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・人を惹きつける作品ですなw

面白い。やっぱり面白い。
時間を感じさせない作り方です。本当に飽きさせない。
とにかくキャラクターが生き生きとしていますねぇ(ありえない存在ではあるが)。
背景のモブキャラは何でみんな妙なのか。

祥子さんはいつもどおりの犯人役でした。名取裕子も楽しんで演技しているとしか思えないけど、それでも中々いい感じでした。

でも、最新作になるたんびにスケールがちゃちくなっていくんは気のせいだろうか・・・・・?

深くも無い、感慨深くも無い、ダラダラしていない、駄作ではない、傑作でもない、お洒落じゃない、格好よくもない、それでも楽しめるこの作品は何でしょうか。



しかも41分カットした分ありって( ´∀`)


DVD買えってか。


ついでに劇場版2もあるわけですから、もうTRICKから眼が離せません。

まったりと生暖かく待つとしますか。


バットマン ビギンズ(DVD)の感想

バットマン ビギンズ 特別版
バットマン ビギンズ 特別版

バッドマンビギンズ、です。

渡辺謙の出演とかで一時期話題になっていました作品で、つい最近DVDレンタル始まりました。
とりあえずバッドマンシリーズは興味が無くて、今回もパスするつもりだったのですが・・・・・・・・。

リーアム・ニーソン
ゲイリー・オールドマン



自分にとって最高級にファンな俳優二人が出ているんだもんなぁ・・・・。

やっぱ観ないと失礼でしょ、ということで別の蝙蝠男の最初などどうでもいいけどいざ鑑賞。


で、結局の感想ですが。

純粋に楽しめました。

ただフォントをでかくしたり太文字を使うほどの感想がある映画でもなかった。

まぁ、普通。
本当に普通。
主演のクリスチャン・ベイルとか、アルフレッド役のマイケル・ケインはとてもいい感じで、リーアム・ニーソンもいい感じでした。
でも、俳優とスタッフはいいんだろうけれども、どう考えても脚本が弱い。
あまりにアメリカでは常識な話をしてしまうことから遠慮もあるのでしょうけれども、スパイダーマンと比べてどっちが面白い?と聞かれたらどっちもどっち、と答えようが無い。
おんなじだもんな、発想が。でも不満も無い。2時間以上とは感じさせなかったので、それなりに楽しめました。
でも、やはりアメリカ娯楽映画、というレベルでしたね。俳優はいいんだけどなぁ・・・・・。何か、今ひとつ自分にはクルものが無かった。

まぁ・・・・・・・・・・・・・それでもちょっと「うおっΣ(・∀・|||)」と思ったのは、

ゴミ箱に生活ごみを捨てに行く寂しげな背中を見せるゲイリー・オールドマンでしょうか。

レオンのときの狂いに狂った警察官を演じていた彼はどこに。

エンツォフェラーリを見た!

いや、地元の駅前をぽくぽくと歩いていたところ。

ちょっと甲高い、でもいい感じなエンジン音が聞こえてきたのでちょろっと目を向けたところ、一台のフェラーリがのんびり走っていました。

おお、いいなフェラーリ、と思っていたのですが・・・・・・・。

うーん、リアがちと今まで見たフェラーリと違うなぁ・・・・・。
あれ、ミラーってあんなとこについていたっけ・・・・・・。
ん?
ん?


エンツォフェラーリ
エンツォフェラーリ


エンツォじゃねーか! Σ( ̄□ ̄;)

注)上記画像は本物ではありません(当たり前か

世界399台のうちの一つが今まさに目の前に。
日本には30台しかないはずなので、まさに30分の1が今目の前に。
7500万円から1億円くらいするだろうまさにスーパーフェラーリですよ。

ひょーっと体が泳いでしまいました。

どんな人が乗っているのだろう、と思って遠巻きで見ていたのですが、結局わからず。中年の男性だとは思うのですが。
時速20キロくらいで走っていたのでその走行能力などカケラもわかりませんでしたがでかいでかい。

その風格たるやまさに王様。

この車に乗れるだけでも嬉しいでしょうなぁ・・・・・。
何で駅前なんぞにこんな車を乗り入れるのかわかりませんが、それでも見れただけでもおいらは嬉しい。

いつかこの車に乗ってやるぞなんて

思いもしません。

マンション買うよ。


でもやっぱあるところにはあるんだなぁと思った一時でした。


<おまけ>
実は携帯電話のデジカメで撮影はしたのですよ。でもプライバシーもあるだろうからうpは控えました。
でも、本当に格好いかったなぁ。これだけのスーパーカーに乗れるってのが本当に凄いことです。僕だけでなく沢山の人が眺めていましたね。

インベーダー・ストリート(朝日ソノラマノベルズ)〜菊池秀行

クソ仕事のせいで、結局神保町どころか普通の本屋が開いている時間には仕事が終わらず、欲しかった本は何一つ買えませんでした。
仕事場を出たのは午後11時近くですよ。
ヽ(`Д´)ノ

んだもんで、地元の小さな本屋が開いていたので、それで何か読む本を・・・・と探していたところ。

インベーダー・ストリート
インベーダー・ストリート
菊地 秀行

を発見しました。

「インベーダー・ストリート」

タイトルに憧れるじゃないですか。
今でいうライトノベル。富士見ファンタジア文庫とか電撃文庫、それらがまだ出ていなくて、かろうじてスニーカー文庫が出始めていた頃。
この業界でダントツに面白い小説を生み出していたのは間違いなく「朝日ソノラマ文庫」でした。

いまや巨匠となっている菊池秀行氏もこの朝日ソノラマ文庫からデビューしています。吸血鬼ハンターDが好きなのは、このブログでもいいまくり。

自分としては朝日ソノラマのなかではとにかく「妖精作戦」が好きでした。
エンディングについては自分の中でも賛否両論でしたが、その後の続編(未来の後日談、というべきですか)「スターダスト・レビュー」も大好きで。

後は「逆宇宙シリーズ」とか色々とありましたが、ともかくソノラマ文庫というのは非常に思い出がある文庫なのですよ。

菊池秀行氏の作品の中で、自分が大好きな小説が2作あります。

それが、
「風の名はアムネジア」

「インベーダー・サマー」
でした。

どちらも菊池秀行氏の初期の作品で、かつ若干異色な作品でもあります。作者本人も認めているし。
「風の名はアムネジア」はアニメ化もされましたが、それでもマイナー感は否めない。やはり、「魔界都市」シリーズとか、そういった華やかさは感じられませんからね。
それでも、自分としてはこの2作品にはとてつもない思いいれがあります。とにかく、雰囲気が好きだったのです。


それが、今回なんと一冊にまとめられて、販売されました。
Σ( ̄□ ̄;)

なぜ合冊・・・・・。
しかも、なぜ、今頃。

だいぶ大人の事情を感じさせるようなものがありますが(ついでに魔界都市新宿の2作品も合冊で販売されていましたな。懐かしい京也)。

それでも買っちまいました。

ええ、罠と知りつつ買っちまいました。

絶対、僕らの年代をターゲットにして新規顧客開拓など狙わずピンポイント攻撃であることはわかっているのですが買ってしまいました。

・・・・・・・・・・・・・もう一度、読みたくなったからですよ。ええ、そうですとも。

「風の名はアムネジア」
これは、全ての人類が記憶を失った世界で、唯一「知識」を学んだ主人公が、謎の少女と共にアメリカを渡るロード小説です。

「インベーダー・サマー」
これは、静かな町で、ゆっくりと異質へと変わりゆく世界のなかで、少年と少女らが奏でる寂しげな青春物語です。

どちらも、「インベーダー・ストリート」のタイトルどおり、「インベーダー」がからんできます。
インベーダーって言葉も使わなくなりましたね。ストレートに「宇宙人」です。
「宇宙人」ネタ、といいますと最近観てしまった最も忘れたい映画である「フォーガットン」とかそういうアメリカ映画を思い起こしますが、そんな作品と比べてはいけません。
非常にセンチメンタルな、内心に問いかけるような小説です。
すでに朝日ソノラマ文庫で発売されてから12年も過ぎた小説ですが、いまだ遜色はありません。
むしろ、新鮮さすら感じます。

昔はインターネットも無く、自分で何かを調べるにも図書館に行ったり本屋に置いてある本を選択してそれで調べたりしていました。ですので、手に入れることができる知識は本当に少なかったと思います。
そのような中では、当然「想像」というものが強くなっていきました。
宇宙人って何だろう、と調べたくとも「映画」がほとんどメインで、あとはカルト系の本くらいしかなかったです。
すると、物語はだいたいおどろおどろしい物語しかなく、アメリカ的な宇宙人しか感じることはできませんでした。

しかし、この両小説の宇宙人は異なります。目的はある程度理解できますが、それでも表立って出てくるわけではなく、緩やかに媒介を解して物語を進めていきます。そして主人公たち、すなわち地球人側にスポットを当てて地球で生きて行く人々を描き出しています。この小説に限らず本当に昔のSFは、人生とかをうまく描いていたのだなぁと感心し、かつ最近のSF小説や映画はどうしてこんなにチープなんだろう、とか思ってしまいます。

最近の海外の映画でも過去のリメイクがメインとなりつつあります。
懐古主義、というわけではないのでしょう。
情報が氾濫したこの現代の中で、新たに「夢」や「想像」を描くことは難しいのだと思います。
そうなれば、昔の「夢」を描いた作品を、再度作り上げることにより、もう一度人々に夢を与えることができるかもしれない、と模索していると考えられます。

この作品は、本当に古い作品です。
それでも、非常に楽しんで読むことができました。それだけの力がある小説です。
読まれていない方がいらっしゃいましたら、一読することをお勧めいたします。

・・・・・・・・・・・・
まぁこうは言っても昔のファンを狙ったピンポイント攻撃という商業的な側面も否めませんがね。
( ´∀`)


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