スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 2013.12.02 Monday
  • -
  • -
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

不安な童話 〜恩田陸 

不安な童話
不安な童話

----------------------------------------------------------------------
私は生まれ変わり・・・・25年前に刺殺された有名画家の生まれ変わり。
突然,その画家の息子から告げられた真実。
私は,本当に高槻倫子の生まれ変わりなのか。
見えないはずの真実を視る力。この力も高槻倫子の力なのか。
不知の記憶の喚起に,4枚の遺作が事件を再び掘り起こす。
高槻倫子を殺した人物はいったい誰なのか。
なぜ,高槻倫子は遺書でこの4枚の絵を特定の人物らに遺贈しようと思ったのか。
「生まれ変わり」とは一体何なのか。
私は過去の記憶に振り回され,その後の人生を生きていかなければならないのか。

25年前の真実を探るべく,既に死亡した高槻倫子に,死してなお影響を受け続けている人々の葛藤を描いたミステリー。
----------------------------------------------------------------------

ようやく読み終わりました。
というより,読み始めてから読み終わるのに一気でした。電車の中から読み始め,降りて歩いている最中も読んでいました(あぶねぇって)。

これまた面白かった!!!


いやいやいやいや。

恩田先生にとって,3番目に古い小説なんですね(「夏の名残の薔薇」巻末リストより)。
そうでありながらこの完成度は一体なんなんざんすか?

巻末に貴志祐介先生の解説がありますが(貴志先生も好き),この中で自分が好きなクーンツが書けば面白い,しかし本作には比ぶるべくもない云々と仰られています。
たしかに,クーンツが書きそうな設定ですよね。そして,最後の舞台はたしかにクーンツっぽい。

でも,この小説はクーンツが書いたら絶対に面白くない。いや,そういうことではなく,恩田先生の作品だから面白いんだ,とはっきり言える作品でした。

「生まれ変わり」という題材は,過去そして現在,とどまることなく小説,映画,ゲーム,漫画と様々なジャンルで発表され続けています。
そうでありながら,なぜこの「不安な童話」が素晴らしかったのか。

ひとえに,恩田先生の文章のパワーだと思います。

過去への回帰。

必ず,生まれ変わりの物語にはつきものです。過去の物語を現在の人物が遡っていく,それが物語りの本筋の話です。

恩田先生は,この過去への回帰の表現が素晴らしいと思うのです。
恩田先生のキャラクターは,特に過去に重要な意味をもっている人ばかりです。その過去の描写が本当に素晴らしく,心に残るばかりなんです。


今回の物語は,大学教授である浦田泰山先生の秘書をしている古橋万由子さんが主人公です。
この「のほほん」系キャラの万由子さんは,時として凄い力を発揮します。
他人が無くした記憶を視ることができるという不思議な力。

「私の母の生まれ変わりです!」などという異常な台詞を吐く高槻秒さんのお言葉にめげずに,過去を回帰していくわけです。少なくとも,自分がそういわれたら相手を張り倒すでしょう。いや逃げるかな。


なぜ,高槻倫子は死ななければならなかったのか?
誰が殺したのか?
遺作の絵を託された,4人の人物は一体どういう過去を有していたのか?

物語の終焉ですべての謎が判明するとき,高槻倫子の遺志はどうなったのでしょう。満足されたのでしょうか,それとも・・・・。

しかし,クライマックスの登場人物には驚いたなぁ。まったく予想していませんでした。
そして最後の温泉。
その人にも万由子同様に,という描写が,ある意味怖いものでした。
おそらく万由子は永遠にその事実は知ることは無いと思いますが,もしかしたらいつかは気づくかもしれません。それは,やはり万由子は・・・・という理由から。

ミステリーとしても素晴らしく,オカルトちっくな面もありますが,素晴らしい作品でした。



と,ここまでは読了後の正直な感想を述べましたが。以降ちょっとネタバレ。



実は,自分は読み始めてから絶対に,


浦田泰山先生が犯人だ!


と決め付けていたんです(・∀・)


だって,落花生(ピーナッツ)に手足をつけた体型ですよ!?
どんな体型ですか!


しかも埴輪顔ですよ!?
どんな顔ですか!


怪しいにきまっているじゃないですか。
想像してくださいよ!
人間じゃないですよ!!!


激・勘違いでございましたが。

ついでに,世の男性(一部の,と限定がつきますが)の憧れである


幼馴染みキャラがなんと2組も!!!!Σ(゚ロ゚)


いやだからどうってことは無いんですが。
しかも全然萌え入らないし。( `Д)<萌え言うな!



こういううがった読み方をする人間はファンというべきではないのかもしれません。
でもこういう性格なんだから仕方無いじゃない(ヒラキナオリ)



雑談・恩田陸先生の小説さらに購入。

恩田陸先生の小説,どちらもまだ読書が進んでない・・・・(´・ω・`)

なんだか仕事は忙しいわ電車の中では北斗の拳をやらないといけないわなんやかんやで本を読んでいる時間が無いのです。


しかし,そんな状況の癖に,



また一冊買ってしまいました( ´∀`)



今度は「月の裏側」って題名の本です。何となく恩田陸先生らしいタイトルで,本屋で見つけた瞬間,レジまで持っていく自分が存在しておりました。

ついでに「象と耳鳴り」と「木曜組曲」が売っていたので併せて購入すんべか,と思ったのですがさすがにやりすぎだろう,と考え直し,別の機会に購入することとしました。

本当にどれから読めばいいのかわからんですけど,とりあえず文庫サイズの「不安な童話」ですかね。
「夏の名残の薔薇」も非常に興味をそそられるのですが・・・・。
いやいや「月の裏側」も・・・・・。

ああ。


<追伸> 平成16年11月29日午後10時54分頃更新(`・ω・´)


という上記の記事を書いたのが午後7時15分頃。
そのときはようやく仕事も一段落して、のんびりとブログの更新をしていたわけでございます。

それで、しばらく残業を経て、午後9時頃地元に戻ったわけです。

ちょっと酒でも飲みたいなぁとふらふら。

本屋。

ふらふら。

ぶらぶらと本を眺める。

現在自宅。

あれ?一冊本を持っているぞ?


また買ってしまいました!( ̄ロ ̄|||


今度は「光の帝国 常野物語」。


まだ「不安の童話」読んでいる最中であるというのに。
ブログに書いたばかりなのに。
買いすぎです、と自分を戒めたばかりなのに。


だって売っているんだもん。(・A・)


ち。こんなことなら「象の耳鳴り」とかも買っておけばよかったぜ。



MAZE 〜恩田陸(小説・感想)

MAZE(めいず)
MAZE(めいず)

-------------------------------------------------------------------------------
アジアの西の果て。異国の地にそのそびえる建物がある。地元の人からは「存在しない場所」「有り得ぬ場所」と呼ばれるこの建物。
この建物にいったん中に入ると,突如姿を消し,戻ってこない人が多数いる。
人間消失。
この建物は,いったい何なのか。
時枝満は,中学校時代の友人である神原恵弥に誘われ,この異国の地に降り立ち,この建物---恵弥は『豆腐』と名づけた---が一体何か,推理する羽目に陥った。
満は仲間とともに,この不可思議な建物の秘密を解き明かすため,建物に近づいていく・・・・・。
-------------------------------------------------------------------------------


 恩田陸先生の小説一気読み第3段。
 2日で2冊。ペース的にはいい感じです。
 でも次の作品はまだ買っていないので,次はちょっと時間があきそうです。


 で,前から気になっていた「MAZE」です。
 名前のとおり,迷路。
 中が迷路になっている建物『豆腐』が舞台です。

 豆腐ってネーミングはないだろう,と思う。


 イラクの隣,といっているけど,正確な国家はどこなんだろうか。イランでしょか。よーわかりませんが,いい雰囲気を出しています。


 ここ数日で読んでいた恩田陸先生の作品のうち,久々にミステリという感じの作品でした。
 というより,SFホラーって感じですかね。

 謎の建物。人間は一度入ると出てこれない。
 しかし,なぜか生きて戻っている人もいる。
 
 なぜ?

 変な因果か理由もわからず謎解きをする羽目に陥った満さんでございますが,なかなか頭の宜しい人で,様々な仮説を立てます。
 
 消失のルール。
 建物の意思。
 
 凄い謎を持たせつつ,ドキドキさせながら読ませる文体にはさすが恩田先生,とうなってしまうほどの出来でございます。

 
 最後まで,どうするつもりなんだろう,と考えてしまうんですよね。

 エンディング,というか結末については,賛否両論でしょうけど,これまた自分としてはナイスなエンディングでした。
 こういった真相は,ある意味期待を裏切るのかもしれませんが,はっきりとしたネタバレではないけど,ネタバレに近いんですが,ディーン・クーンツの「雷鳴の館」を知っていて,このエンディングを良し,とした人であれば,この「MAZE」のエンディングも文句は無いはずです。

 考えてみれば,真相は「雷鳴の館」と同じっちゃ同じですよね。


 不思議な丘に,限られた4人での物語。恩田先生らしさが出まくっていますね。


 先に読んだ「ネバーランド」のような,考えたり感動したりするような作品ではありませんでしたが,いわゆるエンターテイメントとしてよかった作品ですね。

 前述したとおり,どちらかというとこの作品はクーンツの作品に近いものがあると思います。
 本作のオマージュは,売れに売れた低予算映画「CUBE」だということですが,どちらかというと,自分はクーンツかなぁと思ってしまうのです。
 ですので,SFミステリというよりも,この「MAZE」の小説ジャンルはモダンホラーというべきなのかもしれませんね。

 さてはて,次は何を読みますか。(・∀・)<楽しみ!
 

ネバーランド (恩田陸・感想)

ネバーランド
ネバーランド

--------------------------------------------------------------------
松籟館。これは田舎の進学高の男子寮である。冬休み,美国,寛司,光浩,統の4人だけが帰省せずに,寮に残って年を越す。
彼らはこの松籟館という名の家において,自らが抱える「枷」を徐々に仲間に明らかにする。
一瞬の憧憬を感じさせる少年らの物語。
--------------------------------------------------------------------

 一挙に恩田先生の小説を読みまくり第2段。

 4人の男子高校生が,松籟館という難しい漢字を書く寮において,たった4人で生活を共にして,お互い抱えている問題を明らかにして,成長する物語を描いた青春ものです。

 恩田先生っぽく,閉鎖された空間で限られた登場人物の話し合いで進む小説で,本当に登場人物が少ないです(まぁ出ないわけではないが)。

 しかし。

 最初,このあらすじを読んだときに素直に思ったことは。

 ホモ小説ですか?


 違いました。( ´∀`)


 トーマの心臓という小説のオマージュらしいのですが,それを読んだことが無い自分には,何がどうというのは無いんですけど,純粋な少年たちの物語です。
 スタンドバイミーみたいな感じともいえますか。
 ある意味恩田先生らしいともいえますし,ある意味恩田先生っぽくないともいえる話です。
 恩田先生も文庫版での後書きで,今じゃもう書けない,と言っていますし。
 本当にピュアで,真面目で,清清しくて,優しくて,そんな少年たちばっかりです。
 現実にはいねーし
 そう思うのは間違っていないと思う。少なくとも自分含め周りにはいない。そう思いたい。

 
 彼ら4人は,一人一人辛い過去があり,すべてが女性を感じさせる問題でした。
 寛司は厳密には違うけど,美国,光浩,統はやはり「女性」がトラウマになっているわけですよね。
 光浩は悲惨。
 もっと悲惨なのは説明も何もなくフラレた美国の彼女か。
 まあ美国は最後でもう一度逢おう,と決意しているから,また付き合うのかもしれませんが。

 統は何となく,恩田先生の色が一番出ているキャラクターだと思いました。嫌いじゃないなぁ。
 でも,行動も何もかもが突発すぎるので,これが友人だったらいやだなぁと思いますよ。

 彼らのトラウマを見ながら,若干考えてしまいました。
 人は,誰もが何かしらの悩みを抱えています。それは事象の大小はあれども,その当人からしてみればとても大事で,とても複雑で,とても忘れがたいものであるはずです。
 人は,そういった悩みなど(枷というべきか)を抱えながら生活をします。
 この枷は,絶対に永遠にその人につきまとう。
 枷と戦うことが人生だし,この枷を逃れることすらできないのではないか,と思ってしまいました。
 枷を取り除こう,忘れよう,と考える,行動すること自体枷に囚われていることだし,この枷を人生の糧にすることも,やはり枷に囚われていると思うのです。

 彼ら4人は,自分が抱えている枷を,ゲームという方法を利用して,他人に話しました。
 しかし,それは枷の共有であって,解決ではなんでもない。そのことを4人とも理解した上での共有,ということでした。
 「共犯」,という言葉を誰かがつかっていましたが,それがしっくり合うのかもしれません。別に誰も犯罪を犯しているわけではありませんが,それが4人での連帯感なのでしょう。
 解決はできない,でも対峙することはできる。
 4人は互いに何かを求めていたわけではないでしょう。語ることで少し楽になることはあったかもしれないけれども,別段それを目的として喋ったわけではない。
 だからこそ,この4人はピュアであり,清々しいのかもしれません。
 
 後書きや解説でもありましたが,彼ら4人は,この高校を卒業し,その後一緒に生活をすることは無いと思います。
 時間が自然に過ぎていくのと一緒に,人との付き合いも一緒に過ぎていくものです。
 ですが,共有した時間,話,世界,それらはすべてその人の新たな枷になり,生きていく糧になるのでしょう。

 成長した4人は,いつかどこかで出会って,一緒に酒でも飲みながら,この寮での数日間を語ることでしょう。

 その瞬間が,もしかしたら枷からの開放なのかもしれません。

 ミステリではなく,純粋な青春ドラマの小説でした(・∀・)
 

ドミノ 〜恩田陸 (小説の感想・注意!ネタばればかり)

ドミノ
ドミノ

-------------------------------------------------------------------
一億円の契約書を時間内に本店に提出しなければ,支店の決済に間に合わない!
何で電車がとまるんだ!
上司にお菓子を買うように頼まれたけど,やっぱり美味しい人気の店のものを買おう!
私を騙した男,絶対に許せない。ただで済むと思うな!
あの女と別れたいんだよね。だから,一芝居頼むよ!
また私が憎まれ役?いい加減にしなさいよ。女性をもてあそぶと,いつか痛い目に遭うわよ?
オーディションに受かりたい。でも,どうしてこんなにお腹が痛いのかしら?
オーディションに受かるのが当たり前。お母さん嫌い。私は彼女と友達になりたいだけなのに。
ミステリー連合会の幹事長は私よ!映画の結末を予想して,絶対に幹事長になる!
ミステリー連合会の幹事長は俺だ!絶対にあの女には負けない!
俳句のサークル仲間に会えるのがとても楽しみだ。でも,迷ってしまったかな?
試作品はとても良い出来だ。これで社会がかわる。でも,俺の爆弾はどこいった?

様々な人生を歩む人々が,様々な思い,目的をもって東京駅に集う。
まったく交錯しないはずの人々が,東京駅という一点に集中したことにより,ドミノ倒しのようにとまらない事件へと発展していく物語。

--------------------------------------------------------------------

恩田陸先生の作品です。


いや,こりゃ面白かった!


一気に読みきってしまいましたよ。
恩田先生,流石です。ファンになってよかったと思う今日この頃です。
(ファンというにはまだ読んでいない本が多すぎるけど)

保険会社の従業員。
農家の俳句好き。
元警察官の俳句好き。
オーディションを受ける子役の少女たち。
元暴走族の保険会社社員及びピザ屋。
女ったらしにそのいとこ。
振られることに恐怖を抱き,暴走するいわゆる痛い女。
ミステリー同好会の人たちに,海外の人気映画監督。
イグアナ。
そして過激派。

もう様々な人々(若干人外が含まれるが)が入れみだり,わけのわからん混乱に陥ってしまう物語です。

まさに,ジェットコースター小説

「Q&A」もパニック小説でしたが,これは別の意味のパニック小説。コメディというべきかもしれません。
一人一人は真面目に行動しているようなのですが,第三者的視点である読者からすれば,本当に滑稽としかいいようがありません。
不運というか偶然が重なりまくって,最終的には収縮するのですが,それまでがまぁ一直線だというかなんと言うか。

ライトノベルのような感覚で,あっさりと読みきってしまいます。読了後,思わず笑みがこぼれてしまう,そんな作品です。いやはや秀逸。

やはり恩田先生はキャラクターをうまく表現為されると思います。小説家だから当たり前なのかもしれませんが,キャラクターが生き生きとしています。だから感情移入しやすい。ああ,こいつら馬鹿だなぁと思わせてしまいます。

自分が買った本作は,ハードカバー版だったのですが(文庫が出ているか不明),最初に登場人物の紹介をイラスト入りでやっているのですが,これが実に役に立つ。
また東京駅の地図もとてもよいです。わかりやすい(・∀・)
みんなの行動がすぐに頭の中に浮かび上がり,理解しやすいからです。

個人的には,美江さんが好きですね。いい女性です。見た目は派手な女性ですが,とても心が優しい人なんだろうと思います(一時期は面白がって嫌われ役をやってはいたけど)。いとことはいえ,正博にはもったいない人です。

また,麻里花ちゃんと玲菜ちゃんも可愛い&強い。人質になったのに宣伝するなよ。たくましいです。将来が楽しみですな。

保険会社の従業員たちは,暴走しすぎです。常識を持ちましょう。営業成績が大事なのはよくわかりましたから,落ち着いてください

過激派や映画監督はどーでもいい存在とも思えましたが,この人たちがいないとこの混乱に拍車をかけてくれて終結までもってくれる人たちがいなかったと考えると,やはり必要だったのですね。


しかし,恩田先生。
気持ちはわかるのです。あくまでこの作品はコメディ。リアリティはさほど追求されていないと思います。
リアリティを出しすぎると,興ざめしてしまうのは当然です。

でも。


8000ccのバイクはないでしょう?( ´∀`)


AKIRAの金田くんですか?
物理上不可能ではないでしょうが,エンジンが重すぎて絶対に遅いです。そんなに爆走できるほど速くはないし,耐久性も燃費も最悪です。モンスターマシーンだとは思うけど,意味がなさすぎです。
世界で最も速いバイクレース,GPでも500ccです。リッターバイクだから速いわけではありません。ロングツーリング仕様のバイクも速いけど。
8000ccはやり過ぎです。ええ,やり過ぎと私は思うのです。間違っていますでしょうか。

それから現行犯でなくとも,これだけの暴走行為をしたのだからいつでも逮捕状請求できて,逮捕できると思うのですが・・・・まぁ,警察官もアホということで(´・ω・`)


しかしまぁ,とにかく面白すぎました。本当に楽しい小説でした。
映画化して欲しいな。
センスのいい,だらだらしないジェットコースター的感覚の映画にして欲しいです。


まぁ,どちらにせよ,フィリップ・クレイヴン監督の次回作,「ナイトメア5」は絶対に駄作になることは間違いないですな。


夜のピクニック 〜恩田陸 (小説の感想・ネタバレ有)

夜のピクニック
夜のピクニック

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
高校時代。一瞬のうちに過ぎ去る一つのイベント。
将来,過去として振り返るときには,果たせなかった想いが募り,ため息とともに思い出話となる時代。

甲田貴子の高校は,年に一度,「歩行祭」というイベントがある。
修学旅行の変わりに,全校生徒で丸一日,深夜も含め歩き続けるというイベントだ。
生徒たちは仲の良い友達たちと一緒に,一日中歩き続け,話をし,そして疲労の中に達成感を味わう。
甲田貴子は,親友の遊佐美和子と一緒に,クラスメイトである西脇融とのことを考え続けながら,この最後の「歩行祭」を歩き始める・・・・。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


 恩田陸先生の新作です。
 「小説新潮」にて2002年から1年半くらい連載されていた小説です。
 純粋なる「青春物語」。
 人殺しもなく,壮大な伏線があるわけでもなく,激しい争いがあるわけでもなく,単純に「青春」と呼ばれる時代を歩く子供たちを描いた作品です。
 一日,という短い期間を,主人公たちが様々な想いを抱きながら,この本の中を歩き続ける物語でした。

 面白かったなぁ。
 読み始めてから,わずか2時間強。一気に読んでしまいました。
 高校生を終えようとしている貴子たちの心の中を描き続けながら,物語は淡々と進み,そして終幕を迎えます。
 ある意味,凄い展開とか無いので単調な気がするかもしれませんが,これぞ恩田陸ワールド,という感じの小説でした。

 何度も言うけど,面白かった。
 展開は予想がつくので非常に安心して読んでいられるし,エンディングは「一つの大団円」ではあるものの「これからの不安・将来」を想像させる秀逸なものだと思います。
 彼らの人生は,小説の物語が終わったとしても途切れることは無い。時間は立ち止まることはできないのであるから,彼らもまた立ち止まることはできないという雰囲気を感じられました。

 謎めいた友人,榊杏奈という少女は,最後の最後まで現れませんでしたが,これがまた深い印象を与えてくれる因子でした。貴子と杏奈と美和子。何かこの友人関係は本当に微笑ましいですな。ついでに融と忍の親友関係も,恩田陸先生ならではの背中が痒くなるくらいよい関係です。うう,忍,いいヤツ。おいらはお前に惚れたよ・゚・(ノД`)・゚・。

 いわゆるロードムービー(ノベルズ?)というものを充分に発揮できた作品だと思います。
 本当に切なく,ピュアで,暖かいストーリーでした。
 この恩田陸先生の小説は,地の文が秀逸なのですが,本作はさらに洗練されていて,彼らの表情,風景,ノスタルジックな空気が直に感じられました。

 忍は貴子のことを好きなんでしょうね。でも,これもまた語られることの無い彼らの先の物語。どうなることでしょうか。
 ついでに妊娠騒ぎの犯人(?)は誰だったのでしょうね。これの答えを用意しないことは想像できましたが,やはりそれが非常に良い物語にするスパイスだったのだと思います。
 学生時代,様々な噂があって,結局真実などわからないまま卒業をし,その後は忘れてしまうことが多かった気がします。直接主人公たちには何ら関係の無い話でしたから,そうなるべきだと思っていたし,そうであったことがとても嬉しかったです。実は犯人はわかるようにできているけど自分に読解力が無いからわからなかっただけかもしれないが忍じゃねーだろうな

 この作品もお勧めです。
 正直,恩田陸先生の小説はお勧め以外が無いな。全部読んでいるわけじゃないけど,今までの作品ではずれが無い。

 「六番目の小夜子」,「球形の季節」,そして「夜のピクニック」。
 学園モノとしてこれらの作品はとても面白いものでした。
 まぁ「麦の海に沈む果実」も学園モノといえば学園モノですがね(・∀・)

 次は何を読むかなぁ。

ライオンハート 〜恩田陸

ライオンハート
ライオンハート
恩田 陸
新潮文庫

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
魂は全てを凌駕する。時はつねに我々の内側にある。
命は未来の果実であり,過去への葦舟である。

1932年,アミリア・エアハートがイギリスに訪れた日。父の事業の失敗,多額の借金,家族の死,恋人の裏切りなど失意の底にいたエドワード・ネイサンは,12歳の可憐な一人の少女エリザベスと出会う。エリザベスは言った。「あなたは今日,初めてあたしに会ったんだったわね」と。いつも,嬉しかった,と。・・・・・・・私のライオンハート,と。

1871年,老画家であるフランソワは,プロイセンとの戦いから逃れ負傷した一人の兵士と出会う。兵士--エドゥアールは,一人の女性に会いにシェルブールに訪れたのだった。会うためだけに全てを棄てることさえ厭わない女性の名はエリザベト。二重の虹の橋の中,彼は彼女が現れるのを待ち望んでいた。

1978年,ロンドン。1905年,パナマ。そして・・・・・・・・・。

時を超えた刹那な出会いの中に全ての愛を捧げる,切なく柔らかなラブストーリー。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

恩田陸先生の異色のラブストーリー。
恩田先生が自ら語るように,「ジェニーの肖像」のオマージュであるSFメロドラマであります。

いや,自分的には恩田先生の作品の中では「麦の海に沈む果実」が好きなのですが,この「ライオンハート」も負けず劣らず大好きな作品ですね。

とにかく切ない。一瞬の出会いに全ての喜びを感じる二人に,美しさと儚さを感じさせていただけます。二人は互いに相手と出会うことを求めますが,それでも二人は自分の人生を歩みます。決して二人は結ばれない,そういう運命が呪わしくも思われ,そして神々しさも感じます。

現在,自分としてはあんまし読む気の無い小説のおかげで「純愛」ブームとなっておりますが,この小説も求めるところは「純愛」。残酷なまでの運命は,人の心を揺さぶる力を有しています。

この小説も,非常にお勧めです。とにかく一度読め,っていいたいですね(・∀・)


以降,ネタばれ。






一番好きなシーンは,やっぱりフランソワ・ミレーの「春」の光景。

この小説は有名な絵画をモチーフにしていますが,ミレーの春はもともと大好きな絵なので,この小説の雰囲気にぴったりマッチしています。

ミレーがエドワードと一緒にエリザベスを待っている。そして,二重の虹がかかる瞬間,エリザベスが現れる。虹の橋をくぐりながら,喜びに包まれて走り寄ってくるエリザベス。この瞬間がこの小説の全てを語っているのではないか,と思ってしまいます。
その後の悲劇的な別れ。たった数分だけの出会い。命をかけた出会いがこれだけなのか,とミレーは悲しみに暮れます。ですがエドワードはそれで満足だったわけです。
「世界が金色に弾けるような喜び」
エリザベスの科白ですが,エドワードもこれを感じられたのでしょう。


正直,不満が無いわけではありません。
1603年のエリザベスの話は必要だったのかな,と思ってしまいます。
なぜ,こんなことになっているのか,という原因は明かさなくてもよかったのではないかな,と思うところもあります。
原因がわからないまま話が終わってしまえば,それはそれで不満も残るところはあるかもしれませんが,理由のわからない,言うならば神様のいたずら,という「真実」でもよかったのではないかなぁと思うのです。エドワード・ネイサンはその真実を探るために姿を消した,というだけでよかったのではないか,と。
二人の出会いは永遠に続き,結末は無い。しかし,二人は常に幸せを感じ,いつまでもお互いを求めていく。
そんな二人でもいいのではないかな,と。

考えてみれば,エドワード・ネイサンだけが3回も愛するエリザベスに会っていることになりますね。時を超えて出会った「始祖」のエリザベスとの会合の後,ネイサンはどこへ行ったのでしょう。エドワード・ネイサンの想いは星に,運命に溶け込んでいったのでしょうか。

1855年のオックスフォードでの物語が,この二人の運命の終着点なのでしょうか。
二人はお互いに気づかないまま長い年月を暮らし,そして気づきます。その後の二人は死ぬまで一緒に過ごしたことでしょう。とするならば,二人はこのとき,初めて共に時間を共有したわけでありますし,運命が二人を離別させることなく,死まで二人は一緒に居れたのですから。

どちらにせよ,この小説は「純愛」というものを感じさせてくれる一品だと思います。

ああ,何度読んでも面白いわ,この物語。

( ・∀・)つ〃∩ 100点満点で95点!

Q&A 〜恩田陸

Q&A
Q&A
恩田 陸

--------------------------------------------------------------------------------
2002年2月11日午後2時過ぎ,都内郊外の巨大店舗において,重大な事故が発生した。
死者69名、負傷者116名。
ある者は火事だと聞いた。別の者は毒ガスが撒かれたと聞いた。誰もがパニックになり,そして悲惨な事故に繋がった。
現在にいたるも,未だこの事故の原因を特定できず。
果たしてこの事故は,「事故」だったのか,それとも「事件」だったのか?
目撃者,被害者と質問者の「質問」と「回答」(Q&A)のみで綴られるミステリー。
--------------------------------------------------------------------------------

いや,これは面白かった。
恩田陸先生の最新作で,発売日に速攻で購入。恩田陸先生の絶妙な字の文をじっくりと読もうと思ったら,無いしw

この小説は,いわゆる説明文は一切ありません。すべて会話です。会話(質問と回答)だけで話が進み,その形式は最後まで変わることはありません。
まぁ,会話だけという制約なので,会話が説明口調になっているのはやむを得ないところではありますが,とにかく会話の内容がまたリアリティがあって非常にドキドキさせられます。

物語の方は,とにかく「謎」「謎」「謎」といった感じで読み進んでも何がなんだかわかりません。
後半にはああ,たぶんそういうことだったんだな,とわかりますが,それも断定しておらず,最終的にああだ,こうだという謎解きはありません。それでも満足できるんだから,恩田先生の文章力,恐るべし。

そして壮絶(?)のラスト(・∀・)
こ,こ,こういう終わらせ方をされますか。今までの話はどう(ry
本当に突拍子も無い終わり方でしたので,これまた面白さを倍増させています。もしかして,この子を主軸にした別の作品とか作るつもりなのだろうか。さすがにそれは無いか。
どちらにせよ,面白かった。
最初の頃の質問者が違う(名前も明らかではない)のが,何かしら意味があるのかなぁ。もっとも,ストレートに考えればその理由はわかるんだけど。
やっぱり犯○は○○なんですかね。

きっちりかっちりと勧善懲悪で物語が終わらないと満足できねぇよコラ( `Д´)ノという人には全く勧められない小説ですが,恩田先生の中でも秀逸の一品。これは色々と人に勧めまくりそうだな。

とにかく面白いこと間違いなしです。

黒と茶の幻想 〜恩田 陸

黒と茶の幻想
黒と茶の幻想
恩田 陸

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<あらすじ>
 利枝子、彰彦、蒔生、節子の4人は,学生時代の友人だった。ある日10数年ぶりに4人で旅に出ることとなる。Y島という観光地にて,4人はお互いに「美しい謎」を語り合い,観光地を巡る。4人はそれぞれこの旅にて,自分の過去を振り返り,悩み,苦しみ,そして道を見つけていく。
 利枝子は,かつて恋人であった蒔生と,かつて親友だった梶原憂理のことを。
 彰彦は,親友の蒔生とその恋人であった利枝子のこと,そして何よりも自分の姉のことを。
 蒔生は親友彰彦の姉であった紫織のこと,そして梶原憂理のことを。
 節子は幼馴染であった蒔生のこと,そして自分の夫のこと,義父のことを。
 それぞれが忘れかけた記憶の奔流に彷徨い,流され,そしてまた日常に戻っていく。
 美しき謎と過去への思索の旅の物語。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

30半ばを越えもう40歳も間近な4人が、学生の頃を思い出す旅を続ける物語です。
ようやく読破しました。厚いよ。
小説読むのは速い方なんですけど、これは時間がかかりましたねぇ。字の文をじっくり読んでしまったのが原因だと思うけど、電車の中で重いながらも必死で読み続けました。

感想としては、非常に不思議な感情に包まれる、というものです。
面白いか面白くないか、という二択しか無いのであれば、もちろん「面白い」に投じます。事実、非常に洗練された文章で、淡々と人の心の動きを表現しているのですから面白くないわけが無いです。
もちろん、アクションとかスリルとか壮大な謎とかかなりの盛り上がりとかを期待して読むと肩透かしですけどね( ´∀`)

この4人の考え方はある意味特殊で、一般的ではないのかもしれません。でも、実はこの思想こそが人が抱えている感情そのものかもしれない。
自分もふと昔のことを思い出す。それも完全に忘れていたことを。その切っ掛けというのは色々と思うけど、やはり昔の友人と話しているときに、ふと思い出すことが多いと思う。
彼らは、はたして再会して、この旅をするべきだったのだろうか、と思ってしまいます。色々と「自分はなぜああしたのか」「なぜ二人の関係は破綻したのか」という謎を抱えたまま、自分たちの伴侶と、子供と、そして自分の時間と暮らしていた方が実は幸せだったのではないか、と思ってしまいました。過去は決して綺麗なものではない。懐かしいものはいつも自分を癒してくれるというわけではない。そういったことを感じ取ってしまいましたのさ。
いやはや、とてもいい小説だったと思います。
淡々すぎるけどねw

それはそうと、この小説に回想シーンで出てきた梶原憂理。
最初、どっかで聞いた名前だなぁーって読んでいて、徐々に思い出して「あ!Σ(゚Д゚;」って感じでした。
麦の海に沈む果実」に出ていた憂理じゃないか!
そういやネットでそんなことを見たような気もした・・・・・。
うーん、まぁこの「黒と茶の幻想」も元はといえば「三月は深き紅の淵を」の第1章に出てくる「三月は深き紅の淵を」という小説のひとつの章なわけだし(ああ複雑だ)、理瀬ワールドと繋がっていなくもないっちゃないんだろうけど、デモ・・・・・って感じでした。
パラレルワールドと考えたい。だって、「麦の海に沈む果実」のあとの憂理の人生がああだったというのはイヤだからさ。

「麦の〜」の続編(短編)があるのは知っているんですが、それ以外にも出てくるとは以外だったというか無知だったというか。恩田先生ファンとしてはまだまだ初心者です。
恥ずかしい。さっさと他の本も買わないと。

まぁ。最終的にこの小説を読んだ感想としては。

蒔生てめぇモテ過ぎ。むかつく。

以上。

<追伸>
今日発売?の恩田陸先生の最新刊、「Q&A」を購入しました。
これから読破するぞー。

麦の海に沈む果実 〜恩田陸

麦の海に沈む果実
麦の海に沈む果実
恩田 陸

青き丘にそびえる全寮制の学園。3月から新学期となるこの学園は,「三月の国」と呼ばれていた。

3月以外にこの学園に入学したものは,この学園を滅ぼすという伝承が存在する学園。
ここは生徒が望むのであればどのような学問もスポーツも受けられる特殊な学園である。その生徒たちは「ゆりかご」と呼ばれる裕福な子,「養成所」と呼ばれる特殊な職業に就くため学ぶ子,そして「墓場」と呼ばれる親から疎まれてこの学園に送り込まれた子がおり,それぞれが閉鎖された学園にて生活をし続けていた。
女装の美麗な校長,底なし沼,失踪した生徒たち。
不思議なこの学園に,水野理瀬は転校してきた−−−2月に。

理瀬が転校してから起こる殺人事件。失踪した二人の生徒はどこへいったのか。
そして理瀬は,この学園の基礎となっている一つの本を手にする。
その本の名前は,「三月は深き紅の淵を」。
不思議な世界に迷い込んだ理瀬の物語。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

講談社文庫から販売されている恩田陸先生の小説です。
自分は恩田陸先生の小説がとても好きで,中でもこの「麦の海に沈む果実」は大のお気に入りなのです。
恩田陸先生で有名なのは,「六番目の小夜子」じゃないでしょか。たしかNHKでドラマにもなったと思う。あのキルビルで鉄球をぶんぶん振り回してた少女が主人公だったと。

この小説はどのようなジャンルに入るのかなぁ。モダンホラーでもなくオカルトでもなく。まぁ学園ファンタジーというべきなのかな。恩田陸先生の基本(?)のとおりエンディングはもしかしたら予想できるものかもしれませんが,とても面白いのでお勧めです。

とにかく頭の中に「?」が大量に飛び交っている理瀬が良いです。最終的に真実を知ったときの理瀬の方が好きですけどね。
この物語は理瀬を中心としてずっと淡々と進んでいきます。不思議な学園で過ごす生徒たちが必死に生きています。
色々なところで「こら!」っていいたくなるようなところも無きにしも非ずですが,単純に楽しめる小説ではないでしょうか。
文章が雰囲気をかもし出していていい感じです。この人の文体はまたいいですね。

理瀬ワールドはこの後別の小説に引き継がれます。そのタイトルは「黄昏の百合の骨」。たしかまだ出たばっかりではなかったかと。これについてはまた後日感想を述べます。
まぁとにかく理瀬の性格がとてもよいのではまります(・∀・)ニヤリ

ちなみに,この小説で出てくる「三月は深き紅の淵を」という本は,実際にあります。恩田陸先生の小説で,同じく講談社文庫から販売されていますね。

三月は深き紅の淵を
三月は深き紅の淵を
恩田 陸

この小説と,「麦の海に沈む果実」は基本的にはリンクしていません。「三月は深き紅の淵を」はオムニバス小説です。この小説の一つの話が理瀬の話です。というよりも,この「三月は深き紅の淵を」の1つは「麦の海に沈む果実」の予告編みたいなものなのかもしれませんね。
この小説もお勧めです。自分が恩田先生の小説を読んだのはこれが最初なんだよね。タイトルに惹かれて買ってしまいました。

恩田陸先生の小説紹介は今後も続くと思います。好きなんで(=゚ω゚)ノ


calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

  • 光の帝国―常野物語 〜恩田陸 (小説・ネタバレ)
    加藤
  • PSPバリューパック 買えました(・∀・)
    名無し
  • VIDEO 「ザ・リング2」 感想などを〜(ネタバレあり)
    チェリーチェリー
  • VIDEO 「ザ・リング2」 感想などを〜(ネタバレあり)
  • F1 イギリスGP 決勝を終えて
    セクター
  • F1 カナダGP 予選終了
    セクター
  • 六番目の小夜子 (NHKドラマの感想)
    ---haruka---
  • 全然更新できないっす・・・・(´・ω・`)
    kobashi
  • 全然更新できないっす・・・・(´・ω・`)
    より
  • 全然更新できないっす・・・・(´・ω・`)
    より

profile

書いた記事数:462 最後に更新した日:2013/12/02

search this site.

sponsored links

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM