六番目の小夜子
ヽ( ´Д`)ノドンミノドミナス〜♪
まるでかつてのヤンマーニを思い出させるようなOP。
ようやく観ました。
平成16年の年末から始まっていた再々々?放送を,全話録画していたのですが,何のかんのあって,このゴールデンウイークまで全く観ていなかったものです。
ようやく観ましたよ〜( ´∀`)
-------------------------------------------------------------------
原作:恩田陸
脚本:宮村優子
音楽:coba
潮田玲 :鈴木杏
津村沙世子:栗山千明
関根秋 :山田孝之
唐沢由紀夫:勝地涼
花宮雅子 :松本まりか
黒川先生 :村田雄浩
唐沢多佳雄:古尾谷雅人
潮田真弓 :美保純
関根千夏 :多岐川裕美
佐野美香子:一色紗英
-------------------------------------------------------------------
なんだこの豪華なキャスティング!?Σ(゚ロ゚)
原作は
ほとんど覚えていないので,まったく更な状態で観始めました。
でも,玲なんてキャラいたかな?と思って調べてみたら,やっぱりドラマの独自の主人公であったとのこと。
唐沢由紀夫が秋の弟になっているし!Σ(゚ロ゚)
多佳雄パパが何だかワンニャン探偵になっているし!Σ(゚ロ゚)
まずい,原作をもう一度読み返さないといけないぞ,こりゃ。
しかし,物語としては凄く面白かったです。
いや,本当に面白かった。
かなりアレンジされているとは思いますが,
みやむー脚本の素晴らしさが,このドラマをさらに美しく彩られております。
とにかく「元気溌剌猪突猛進爆烈悟空キャラ」である鈴木杏演じる玲の凄いこと凄いこと。
沙世子を食いまくっておりますよ。
栗山千明演じる沙世子もまた,原作のイメージを持ちつつとっても魅力的。
いい配役だなぁ。
演技がうまいとか下手とかそういう意味ではなく,とにかく物語を見る上で大事な雰囲気がきっちりと見せられております。
基本的には原作に沿いながらも,独特の物語が進んでいく,という感じのドラマでした。
総じて,原作FANの人も満足できたドラマだったのではないのでしょうか。ネットで過去の感想サイトなどを閲覧させていただくと,大体皆さん好感触だったようです。いわゆる「黒歴史」にはならなかったわけですからね。
とにかく出来がいい。
小夜子の正体とか,小夜子の伝承についてとか,ラストの別の○○での小夜子とか,そういう意味では何となくモダンホラーにしようと無理やり不思議っぽくしているような気もしないでもないけれども,原作もモダンホラー的要素が非常に高かったわけですから,それも問題にならない。
音楽もいいし〜(・∀・)<ドンミノドミナス
まぁこと花宮雅子の変貌っぷりもまた凄いところがありました。
溝口くんの本気のバイっぽさも凄いところがありました。
原作とは異なり,ただの被害キャラに成り下がった加藤くんもまた哀れっぽくて凄い(略
これは面白いドラマでしたよ。
放送中は当然自分は恩田先生の小説には出会っていなかったし,したがってNHKのドラマを見ることはありえなかったんですが,やっぱり放送しているときに見ていたかったなぁ。
ただ,これだけ再々・・・・放送しているところを見ると,やっぱり出来がいいこと,評判がいいことが保証されている作品なのでしょうね。
原作者である恩田先生が吉川栄治賞とか本屋で選ぶ・・・とかの賞を取ったこともあり,また栗山千明さんも鈴木杏さんも活躍している現状から考えれば,とてもいい時期に最高の作品を作ることができたというものではないのでしょうか。
うん,面白かった。
恩田先生に興味が無くとも,このドラマは一見の価値ありですよ。
それを機会に,恩田先生のファンになってもらいたいものです。
さて,原作をもう一度読み直すかな。
はじめまして、今晩は。Msiといいます。
やはりTV版『六サヨ』といえばこのOPですね。
私も昔、CMで流れていたOP曲を聴いた事で『六サヨ』に興味をもった口です(^o^)
そのころはまだ恩田陸という存在も知らず。
……
それが数年たった今ではTV版も含めて思いっきり恩田ファンになってしまいました(笑)
DVDまで買ってしまった私(^^;は今回の再放送は見てはいませんが、何にせよまた新しく『六サヨ』、
あるいは恩田さんを好きになる人が増えるかもしれないというのはうれしいものですね♪